顎変形症(左右非対称・下顎前突)治療blog*

薬学生が、自身の顎変形症(左右非対称・下顎前突)の治療の流れや思うことについて綴っていきます。

入院7日目

特に変わったことはありません。

流動食が辛すぎて、それで夢を見たくらい(笑)

 

今日は朝、流動食が辛すぎることと、下痢が10回以上あることを看護師さんに伝えました。

お口直しで味噌汁の汁とかもらえませんか?と言ったけど、スルーされてしまった…

結構本気だったんだけど。

 

他の病院は重湯とかが出てたりするみたいなのにね。羨ましいです。

お茶すら出してもらえないから毎日買ってます。

 

ちなみに今私がのんでいる流動食を紹介します。

 

◇朝食

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アルギーナ ぶどう味

夕食から一番時間が開くってことで、まだ飲める。と言っても辛いです。

味は普通にぶどうで美味しいです。でも辛いです。

これ、亜鉛が1パック10mgとめちゃめちゃ含まれています。

亜鉛の18〜29歳の耐用上限量は35mgです。亜鉛の過剰摂取で銅の吸収が悪くなったり、下痢になったりするのだそう。

意外とおそろしいものです。

 

◇昼食

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sara アップル風味

さっぱりを推しにしていますが、私はあまり好きではありません。

さっぱり感の奥にもったり感があります。

食事間時間が一番少ない昼食であることも問題かもしれません。

 

◇夕食

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クリミール ヨーグルト味

まだ一番好きかもしれません。

ヨーグルト味、普通に飲みやすいです。

ただ2パックはきつい…

 

そんな感じです。

下痢の原因って早く飲んでるからかな?と思い、今日から45分くらいかけてゆっくり飲むことを意識してみましたが、効果はあるのかどうなのか…

飲みきるのに時間がかかり、逆に辛かったです。

 

今日で、胃薬ファモチジンと抗菌薬フルマリンの点滴が終了となりました。

なんだか寂しいですね。

 

顎間固定解除は資料上は明日なのですが、先生の話とカルテの記録上は明後日なのです…

なので流動食生活は明後日の朝まで続きそうです。

 

明日の朝採血があるそうですが、それで電解質の値やばくね?みたくなって、流動食やめにならないかな…と考え中(笑)

明日も下痢頻回であることを看護師さんに伝えていくか〜。

 

グルメ番組のごはんがこれほどになく美味しそうに見える1日でした。

 

P.S.

今までほぼ会話を交わしたことのない、優しい同室患者さんが花火やってることを教えてくださり、デイルームで見てきました。

冬の花火は初めて見たように感じますが、とても美しかったですね。

和が好きだなあと改めて感じました。

素敵なクリスマスイブとなりました。

入院6日目

流動食とそれに伴う下痢に悩む日々です。

 

今日は土曜日にもかかわらず主治医の先生が9時頃回診に来てくださいました。

鎮痛薬が強くて大変だったね〜あれ麻薬だったんだと。

何の麻薬かな?フェンタニル?タペンタドール?まあいずれにせよ、麻薬って強いんだなと身をもって体感しました。

 

ちなみに昨日から、おそらく抜歯だと思われる中学生の子が隣に入院しに来てて、同じ主治医でした。

 

今日はこれといったことは特に何もなく、初めてテレビを見て過ごしました。

 

まあとにかく流動食が辛いです。

なんとかお茶でも気を紛らわしています。

味が辛いのもあるけど、今日ごろから下痢がひどくなってきて。

肛門から尿がでてるようですもん(さすがに盛りましたが…)

いやでも本当に砂のような便と黄色の液体…という感じで。(汚い話ですみません…)

 

お腹の中もずっと水分の音がするし…

排便は余裕で2桁超えます…

 

早く流動食が終わることを願うばかりです。

 

ちなみに今日の顔面はこんな感じです。

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これ、よく見るとまだ正中が合っていないんです。

なぜかっていうと、術前矯正の段階で、上の歯の正中がずれてしまったから…

(もともと上の歯の正中はずれていなかったはずなのに。)

ということで、今は完璧な状態ではありません。

 

入院5日目

鎮痛薬を止めてもらったおかげで、すっきり。

これまでは顎間固定だからってことで一言も話さず、全て筆談でしたが、今日は話す気力も出て、なんか話せそうだったので、話してみました(笑)

何言ってるかよくわからなかったと思いますが、簡単な会話程度なら交わせることが判明。

これでコミュニケーションも随分楽になりました。

 

驚いたのはこの日の朝、熱が38.0度あったこと。体がだるいということもなかったので驚きでした。

でも、昨日から咳が出ていたし、ICUでは薄着だったし、もしかして本当に風邪を引いてしまったかも!?と不安になりました。

 

8:30頃歯科口腔外科に呼ばれました。

ここで母親とばったり。ナイスタイミング(笑)

口から出ていた血液のドレーンを抜いてもらい、顎のテープも外してもらい、スッキリ。

歯磨きはおもて面は普通に歯磨き、裏側はシリンジで水を入れて流す形のよう。

今日の昼から流動食が開始となります。

 

とはいい、もうまる2日何も食事をとっていなかったので、お腹はペコペコ。

母にりんごジュースを買ってきてもらい、お昼までちびちび飲むことに。

 

そしてお昼から流動食開始。

経鼻なのかな?と思っていたら、ストローで吸う形式でした。

出てきたのは、ぺムパル コーヒー味 200kcal/125mLが2本。

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 コーヒーがもともと得意ではないこともあり、2本飲みきりは相当きつかったです。

1本飲み終えたタイミングで、ギブアップ…と看護師さんに相談。

これ飲まないと点滴取れないから薬だと思って頑張ってと。鬼だ…

気持ち悪くなって、速攻で緑茶を買いに行ってお口直ししました。

 

ただ、後から電話してくださって、ブドウとリンゴとヨーグルト味もあると。

コーヒー味よりは飲めそうなので、これらを順番に出していただくことをお願いしました。

 

ちなみに今日の昼食後から、解熱鎮痛薬のカロナール細粒 200mg/g 1回2gが開始となっています。

水に溶かして歯の隙間から飲みました。

 

朝38度あった熱も、昼には37.1度になり、お風呂に入れることに。

ずっとお風呂に入れていなかったので、嬉しかったです。

 

そんなこんなでおだやかに終了。

ただただ流動食が辛いです。

周りのご飯のにおいが美味しそう…

 

入院3日目(手術日)〜入院4日目

思い出したくないこの2日間(笑)

鎮痛剤でずっと意識朦朧していました。

母親には頭おかしくなったんちゃうかってずっと言われていました。

 

さて入院3日目(手術日)

排便はあったのですが、全部出切った感じが感じがしなかったので、迷った挙句浣腸をお願いしました。

これって、浣腸入れてから10分待たないといけないんですね…

まさか無理でしょって感じで2、3分で出してしまいました。まあ、おそらく残っていたであろうものたちは出たので満足ということで。

 

9:00〜手術だったので、8:50頃から手術室に向かう。

下着何もなしで病衣に着替え、弾性ストッキングを着用します。

歩いて手術室に向かう。

 

手術台に登壇すると、胸のとこ赤くなってるけど、引っ掻いた?と聞かれ…

(あ、これニキビじゃんと思いつつ…)

「荒れやすいんですよね〜。」と返す。

「アルコールでちょっと赤くなってるんで、慎重に使っていきますね。」と看護師さん。

申し訳ない…

 

「眠くなっていきますよ〜。」と言われ、

麻酔が入れられていく。

 

「わかりますかー?」と言われた場所は、手術室からICUの廊下だったか、ICUの中だったか。

ICUが全然病室感なくて、手術室の延長(?)って感じでがっかり。

ちなみに、手術終了はみなさんの会話から13:30頃と思われました。

 

術後は痛みは全くなくて、何が辛かったかっていうと、喉の奥にある痰です。

これ、おそらく術前に風邪を引いてしまったのですが、それに起因しているものではないかなと思い、とてつもなく後悔しました。

手術は体調万全のときにするべきだ…と!

 

とにかく、この痰が全然取れなくて、看護師さんにはすごく迷惑かけたし、苦しかったです。

 

ICUの時計が、絶妙な反射加減で、今何時なのかわからないのも辛かったですね。

 

恐怖だったのは、「フルマリンとソルラクトが配合禁忌で〜生食フラッシュにして〜」みたいな会話が聞こえてきたこと。もしかすると違う薬剤だったかもしれませんが、もしかすると配合禁忌かもしれないものが入れられようとしていたのかとただただ恐怖でした。

 

あと、「タキってて(頻脈で)、〇〇先生(麻酔科医)に聞いたら、手術室入室が脈拍100だったので、様子見でって言われたんですけど〜。」みたいな会話もよく聞こえてきました。

これに関しては、「私普段から頻脈気味だから、そんな気にせんでいいですよ。」って言ってあげたかった(笑)

実際どういう値だったのかよくわかりませんが。

 

それにしてもICUは色々な音が聞こえてきて恐怖です。

 

そうそう、夕方から担当看護師さんが変わったんですが、私が顎間固定ってことわかってなくて…痰の吸引の時に

「口開けれる?全然開けられない?」とか聞いてきて…本当にがっかりでした。

その後、麻酔科医さんがやってきて、同じ会話されて、麻酔科医さんが「顎間固定だから開かないよ。」と言ってくださったので、助かりました。

 

ICUにいる時間は本当に長く感じられました。

一体いつになったら朝になるんだろうかと。

時計がすぐそこにあるのに時間が見えないのが辛かった。

 

朝になって、病室に戻ることになりますが、正直意識が朦朧しっぱなしで、全く戻れる気がせず…

歩けたら、尿管抜きましょうという話でしたが、座った状態で気持ち悪くなってしまって、戻しそうになって(?)…

歩くことは断念しました。

病室前にレントゲン撮影でしたが、正直そんな状態でもなく…移動のエレベーターで吐きそうになり…同乗者が医療従事者だけでよかった…

 

レントゲン撮影も立つことができなかったので、なんとか車椅子のままで、撮影していただきました。

 

病室に戻ってからも、意識朦朧な状態が続き、自分で何もできなかったです。

それなのに声も出すことができないのが辛かった。

あまりにも意識朦朧な状態が続くので、副看護師長さんが鎮痛薬を止めることを提案してくださり、受け入れることに。

止めてから5時間ほどで意識は戻り始めました。

心の底からよかった…と思いました!

 

でも、この夜咳がひどくて、なかなか眠れず。

同室の方にも多大なご迷惑をおかけしたと思います…

 

 

入院2日目②

そして11:40頃よりごはん。

外出何時にしようかなーと考えていると、担当看護師さんがやってきて、外出時間どうする?と確認されました。

まだ、決めていなかったものの、お昼食べてすぐ行くんだよね?と促され、12:30〜16:00でと返答。

 

なんだかんだ歯磨きとかしてたら、12:40くらいになってしまいました。

 

今日の外出は実習先の病院への用事。

ついでに研究室にも寄ってきました。

パートナーに実験を進めてもらっているので、その進捗を確認。

16:00までの外出というものの、早めに帰った方がいいと思い、用事が済んだらすぐに帰りました。

帰りに病院の売店でストローとスポンジブラシを買ってきました。合わせて600円くらいでした。

 

病棟に戻ると、担当看護師さんがやってきて、明日の朝から絶食、6:30から飲水禁止の説明が。

そして、今日の夜飲む下剤(センノシド)と手術後のうがい薬(ネオステリングリーン)を持ってきてくださいました。

明日の朝排便がなかったら浣腸だとか。

 

それはちゃんと出したい。

でも、寝てる最中に便意が来るのも嫌だと思いました。

センノシドって大腸刺激性で結構強めの下剤です。

しかも私の処方は12mgを2錠。(通常1〜2錠のお薬です。)

正直不安でした。

 

そこで、作用発現時間を調べたところ、8〜10時間とのこと。間をとって9時間とみて、5時ごろにその時間がやってくるよう8:00にのもうと考えました。

 

さてさて、その後ICUの看護師さんがいらっしゃって、ICUについて説明してくださいました。

この看護師さんはタメでした〜!

 

そんな感じで本日は終了。

明日手術ですが、特に緊張もなく、穏やかに過ごしています。

時間が来たらセンノシドをのんで寝ようと思います。

 

入院2日目①

さてさて、手術を明日に控えた入院2日目です。

明日の手術に備えて、たくさんの方が説明しにきてくださいました。

 

まず、8:40頃に歯科口腔外科に呼ばれたので受診。

矯正歯科で作ったマウスピース(顎間固定時につけるもの)を合わせたり、昨日矯正歯科でつけてもらったピッグテールを確認したりといった感じでした。

 

あとは、歯科衛生士さんが歯のクリーニングをしてくださいました。

外来のときからそうだったけど、今日も実習生さん?がついていて、クリーニングも途中から実習生さんがやっていたような気がします。(タオルで目元を隠されていたので予想ですが笑)

 

クリーニング後にもらった周術期口腔機能管理計画書には

プラーク、歯石の沈着 あり

■歯肉の炎症 あり

の文字が。

 

うーん、歯磨き頑張らなきゃなと改めて思いました笑

 

その後、しばらく何もなく。看護師さんも来ず。

実は今日も午後から外出の申請を出していたのですが、まだ時間がわからないということで。

でもなんの音沙汰もなくて、シャワーも浴びたいし、どうしたものかと思ってたところに、

10:20頃副師長さん?がいらっしゃって、明日手術だねーみたいな話をしてくださいました。

まあ私としてはそんなことはどうでもよく笑、

外出何時でしょう?と確認しました。

 

麻酔科医の問診があるので、確認してきますと言われ、私はそちらの都合を優先しますとお伝えしました。

その後担当看護師さんが体温と血圧の測定にいらっしゃって、シャワーもお願いしました。

午後は予定がわからなかったので、午前中を希望し、11:00に入れることに。

その後、副師長さんがやってきて、麻酔科の先生今から来てくださるので、午後何時でもいいですよと。

私なんかの予定のために早めて来てくださるのが本当に申し訳なかったです。

で、11:00からシャワーですけど、大丈夫ですか?と確認すると、すぐ来るのでとの返答が。

 

麻酔科医の先生はすぐ来てくださいました。

けっこうお若い先生で、イケメンでした笑

全身麻酔の怖いところ説明してもらったり、あとは動脈触って何か確認していました。

秒数を記録していたような…?

 

そのあとすぐに麻酔科の看護師さんがやってきて、テープやアルコールかぶれの確認をされました。

これ、迷うんです。少し肌が弱いのでかぶれはあります。アルコールパッチテストはばっちり赤くなりますが、これって関係ないのかな…?

(ちなみにお酒は飲めます。)

と思いつつ、「大丈夫だと思います。」と返答。

まあ、私自身実験などでアルコールはよく使っていますからね。

 

ここまでで11:00 5分前。

そろそろシャワー行かなきゃと思っていたら…

副師長さんがやってきて、顎変形症の手術後に必要なものなどを説明されました。

楽のみ、ストロー、スポンジブラシなどが必要とおそらくこのときはじめて聞き、少々パニック笑

楽のみは病棟のものをお借りし、他のものは購入することにしました。

 

説明が終わったのが11:15。

11:30までの入浴でごく僅かしか時間がないものの、急いで入りにいきました。

副師長さんにシャワーあるのでって言い出せなかった自分を憎む…

急いで入ったのでなんだかしっかり洗えていない気がしながらも戻り…

結局微妙に11:30過ぎてしまいましたが、まあいっか←

 

さて、少し長くなってしまったので、一度ここで区切ります。

入院1日目

10:00に病院に来るよう言われましたが、案内されたのは10:20。

病室は歯科口腔外科ではない病棟の4人部屋で、私を合わせて3人入室していました。

 

看護師さんが来るので待っていてくださいと言われるもなかなか来ず笑、

看護師さんがやって来たのは11:00過ぎだったと思います。

カルテに書かなきゃいけないそうで、問診の多さに驚きました。

 

その後入院オリエンテーションのはずでしたが、

お昼ご飯の時間となり…

今日は15:30から矯正歯科の受診もあったので、時間がないからと明日入院オリエンテーションをしてくださることになりました!

だから全然何もわかってない笑

 

13:00過ぎからMRIでした。

まず口を閉じての撮影。

次に口を開けての撮影。

口を開けてと言っても、風船みたいなものを噛み、それを膨らませた状態での撮影です。

撮影の約20分?くらいずっと噛み続けるからこれがなかなかにしんどい。

そして最後に風船を少しずつ膨らませて、膨らませるごとに撮影。

全部で1時間ちょいかかりました。

 

思いの外時間がかかってしまって、矯正歯科遅刻 笑

でも、にこやかに対応してくださいました。

矯正歯科では、顎間固定のための、ピッグテールというワイヤーで作ったやつを矯正器具につけてもらいました。

思ったより違和感はなかったです。

 

そして17:20頃帰院。

17:40頃夕食が出されて…そこからは何もありません。

 

今日は病院ではMRIくらいしかしてないですね笑

そんな感じで1日終了しました!