顎変形症について思うこと
はじめまして。
このブログに訪問いただき、ありがとうございます。
このブログでは、顎変形症の主に手術(入院)について綴っていきたいと思います。
同様の手術を受ける方々に、入院生活がどのようであるかお伝えできるブログになっていれば幸いです。
このブログを読んでいらっしゃる方は、おそらく顎変形症の知識は十分おありかと思いますが、簡単に説明すると、
顎の骨格的な位置や形態の異常によって噛み合わせに異常を認める状態 だそうです。
上顎に異常があったり下顎に異常があったり、異常の種類も様々でありますが、
私の場合は、左右非対称と下顎前突になります。
次に示すのが矯正を始める前の私の口元です。
正面の写真ではないので少し分かりづらいかもしれませんが、前歯の中心と下唇の中心が大きくズレていることが分かると思います。
正中がズレている!と私が感じたのは小学校中学年頃からです。
はじめはもちろん少しのズレでしたが、だんだんひどくなっていきました。
小学校高学年頃より歯科検診で噛み合わせを指摘されるようになったと思います。
でも放置していました。一度かかりつけの歯科に言ってみたこともありましたが、スルー?されたような気がします笑
しかし、痛いとかそんなこともなかったので、私自身もスルーしていました笑
ですが、高校生頃から顎が発達したためか、顎の歪みが大きくなりました。
母から、「顎が発達してきたね。しゃくれてきてるね。」と言われた時は、私自身全然気づいていなかったため、ショックでした。
鏡を毎日見ていても、毎日少しずつの変化だから気がつかないのです。
私の写った写真を見たときに、顎の歪みをひどく痛感しました。
正中がズレていることはずっと前から知っていたけど、まさかこんなにズレているとはとショックを隠せませんでした。
審美性以外にも私は気になることがありました。
それは私が高校生から始めたホルンについてです。
歯の正中が合っていない、ゆえに唇の正中も合っていないため、マウスピースを当てる場所に苦労しました。
私は、下顎が左に変位しています。はじめ、下顎に合わせた位置にマウスピースを当てていました。
でも先輩は、もう少し右じゃない?と言うのです。つまり上顎に合わせるよう言われました。
それに従い、私はずっと上顎に合わせていました。
しかしアンブシュアが崩れやすい。
高音を出そうとすると、左側の下唇がマウスピースから溢れてしまうのです。
これは私が下手くそなだけかもしれません。
けれど、私の顎が歪んでいるのも一理あるのではないか、そうずっと思っていました。
せっかく一生懸命練習をしているのに、
歯並びのせいで上手くなれないなんて辛すぎると思ったのです。
それもあって私はこの歯並びを治したいと思いました。おそらく高校生の頃から。
しかし、大学でもホルンを続けてしまった私は、なかなか矯正するタイミングをつかめませんでした。
矯正しながらホルンを演奏するのは難しいであろうと考えたからです。
そのため、部活を引退した大学3年生の春休みに矯正歯科を訪れ、顎変形症(左右非対称・下顎前突)として治療を進めていくこととなりました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
これが私が顎変形症の治療を始めて経緯になります。
この次から入院生活について綴っていきたいと思います!